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現地ガイドエッセイ

ナザレにあるイスラエル版「日光江戸村」

ナザレはイエス様が幼少期から青年期を過ごした場所で、ベツレヘムなどと共に世界中に良く知られた地名でしょう。2000年前にはガリラヤ地方の一寒村で、「ナザレからなんの良いものが出ようか」とのちの弟子ナタナエルをして言わしめた町でした。

とんがり帽子状のドームを持つ受胎告知教会は、市の中心部にあってどこからでも見えるランドマークとなっています。聖母マリアが天使ガブリエルから「あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい」(ルカ1:31)と告げられた場所であることから、この名前が教会に付けられています。

当時は一寒村に過ぎなかったナザレの町も、現在は人口数万人を擁する都市となりました。クリスチャンアラブ人を中心とするナザレ市に加え、イスラエル建国後はユダヤ人が多く住む「上ナザレ市」も建設されました。

さて、今回ご紹介したいのは、ナザレ市中心街からやや東側の丘陵斜面に建てられた「ナザレ村」です。皆さんは栃木県日光市の「日光江戸村」へ行ったことはありますか?

日本の「日光江戸村」とイスラエルの「ナザレ村」では時代も環境も全く違うのですが、共通点は、当時をできるだけ忠実に再現して雰囲気を味わう、という点です。2000年前のガリラヤ地方の村とそれをとりまく田園風景、ローマ帝国支配下のユダヤ人の村を再現しようとしている場所なのです。

耕された段々畑、ぶどう畑と見張り塔、ぶどう酒を搾るための酒舟や石切り場、オリーブの油しぼり器、小麦の脱穀場、井戸や小さなシナゴーグ(ユダヤ教の集会場)などが点在しています。またナザレですから、イエス様と父ヨセフが生業としていた大工の家がなければ、画竜点睛を欠くこととなってしまうでしょう。

村内を歩いているとオリーブの木につながれたロバや、草を食む羊たちが訪問者を迎えてくれます。また希望者には、当時食されていたものを素焼きの土器に盛り付けて出してくれる昼食サービスもあります。パンは伝統的な製法で焼き立てが出てきます。(ただ当時はなかったフォークやナイフは付いています。ご安心を!)

ちょっと余分に時間がかかりますが、ナザレを訪れる予定がある方は、是非「ナザレ村」へ足を運んでみませんか? まさにピリポが「来て見なさい」(ヨハネ1:46)と言った通りでしょう。

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